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 NTTドコモは2022年10月6日、スマートフォンやタブレットなどの2022年冬~2023年春商戦向けモデルを発表した。このうちスマホは全6機種をeSIMに対応した。SIMの交換などを必要としないeSIM対応機種の拡充によって、オンラインショップで新規契約や機種変更をしやすくする狙いがありそうだ。

NTTドコモが発表した、スマートフォンなどの冬春モデル新機種
NTTドコモが発表した、スマートフォンなどの冬春モデル新機種
(写真:日経クロステック)
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 スマホは2022年9月に発表済みのモデルを含めて6機種、タブレット2機種、Android搭載の従来型携帯電話、子供向け端末、データ通信端末2機種を2023年2月までに順次発売していく。スマホは高価格帯が3機種、普及価格帯が3機種。前者は「Galaxy Z Flip4」「同 Fold4」「Xperia 5 IV」、後者は「AQUOS sense7」「arrows N」「Galaxy A23 5G」というラインアップだ。これら6機種のほか、タブレット機種2機種と子供向け端末の計9機種をeSIM対応とした。

 同社はeSIMを巡り、2021年9月にオンラインでeSIMの発行手続きを提供開始。既存ユーザーに向けたeSIM発行手続きは2021年10月に休止したが、2022年9月に再開していた。同社の松野亘プロダクト部長は「今後の機種は基本的にeSIM対応にしていきたいと考えている」と表明。今後のユーザーの利便性拡大に向けても「お客さまがオンラインで(eSIMの発行を伴う)機種変更できるよう、手続き方法をしっかり伝えていきたい」とした。

 スタンドアロン(SA)方式の5G(第5世代移動通信システム)に対応した端末は、Galaxy Z Flip4、同 Fold4と据え置き型データ通信端末の「Wi-Fi STATION」の3機種にとどまった。SA対応端末のラインアップ方針について松野部長は「フラッグシップ機はSAに対応することを予定しているが、現時点ではミリ波(に対応した通信モジュール)を搭載することにより、価格や本体デザインへの影響があるのは間違いない」と指摘。普及価格帯の端末への拡充方針については「5G(に対応したスマホの拡充過程)と同様に、時間がたてば部材価格(の低下)やチップサイズの小型化などにより広まっていくと考えている」とした。

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