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 ロームのLSI事業子会社であるラピステクノロジーは、中国のアンテナメーカーである上海安費諾永億通訊電子(アンフェノール)とワイヤレス充電領域で協業する。ヒアラブル/ウエアラブル機器が対象。両社が共同でソリューションを開発し、アンフェノールが顧客に提供する。

ニュースリリース

 アンフェノールの小型・薄型でフレキシブル性の高いアンテナと、ラピステクノロジーの小型パッケージ技術やワイヤレス給電LSIを組み合わせる。アンテナマッチング(送電/受電アンテナ間でエネルギーのロスを減らす調整)済みの参照デザインとして顧客に提供する。

 ヒアラブル/ウエアラブル機器では、小型化・薄型化や開発リードタイムの要求が高まっている。今後、両社は近距離無線通信規格「NFC」を用いた通信機能や市場で要求される機能の追加などを進める。

ラピステクノロジーとアンフェノールが開発するワイヤレス充電ソリューション(出所:ローム)
ラピステクノロジーとアンフェノールが開発するワイヤレス充電ソリューション(出所:ローム)
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