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 東北大学発の医療技術スタートアップであるCogSmart(コグスマート、東京・千代田)は、卓球スクール運営会社と提携し、AI(人工知能)を使った認知症対策プログラムの品質向上を図る。認知症リスクと関連する脳の変化は30~40歳代に始まることから、幅広い年齢層の会員が在籍する卓球スクールとの提携でプログラムを改善する。

ニュースリリース

 首都圏を中心に国内各地で卓球スクールを展開するタクティブ(東京・港)と提携した。アルツハイマー型認知症の特徴である脳萎縮、特に海馬の萎縮は、早い人で30歳代に始まる。今回の提携を通じて、CogSmartは自社の認知症対策プログラム「BrainSuite(ブレーンスイート)」を幅広い年齢層に向けて提供し、生活習慣改善を促すとともにプログラムの品質を高める。プログラムの認知度向上も狙う。

 同プログラムは、東北大学加齢医学研究所による脳医学研究の成果を基に、AIで認知機能低下リスクを分析・可視化し、脳の健康維持・改善、将来の認知症予防に向けたアドバイスを提供するもの。分析には、脳ドックで実施する頭部磁気共鳴画像装置(MRI)の画像を利用するが、30~40歳代の脳ドック受診者は比較的少ないという課題があった。