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 三井化学は、生産技術系のデータサイエンティスト育成プログラムを日本IBMと共同で構築し、三井化学の社内研修で運用を開始した。化学プラントの複雑な現象に対するデータ解析やプラントの状態を予測するモデル構築などの業務に携わるデータサイエンティストを育成。2025年度末までに、三井化学の国内主要5工場すべてに配置する計画である。

ニュースリリース

 プログラムは、データアナリスト育成に向けた基礎および応用と、データサイエンティスト育成の大きく3段階に分かれている。保有知識やスキルの評価だけではなく、「できること」をベースにさらに6段階のレベルを定義し、ビジネスへの貢献度合いも含めて評価する。アルゴリズム、統計・分析、データ倫理、プロジェクトマネジメントなどの研修・認定を、OJT(職場内訓練)とOFF-JT(職場外訓練)を組み合わせる形で実施する。レベル1のデータアナリスト基礎教育は、三井化学の生産技術系エンジニア全員(約250名)を受講対象としており、すでに120名の教育が完了している。

 三井化学と日本IBMは、2015年からデータ解析可能な工場エンジニア育成に向けて協業。日本IBMは、製造業におけるデータ分析の実績とデジタル人材育成のノウハウを生かし、三井化学の社内研修を支援してきた。今後も、三井化学の継続的なDX(デジタルトランスフォーメーション)人材育成やデジタル技術取得に向けて連携する。

基礎、応用、データサイエンティスト育成の3段階から成る教育プログラム(出所:三井化学)
基礎、応用、データサイエンティスト育成の3段階から成る教育プログラム(出所:三井化学)
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