富士通は2022年11月14日(米国時間)、理化学研究所と共同開発したスーパーコンピューター「富岳」が、世界のスパコンの性能ランキング2部門で6期連続の1位を獲得したと発表した。実アプリケーションに近い演算の性能を測る「HPCG(High Performance Conjugate Gradient)」と大規模グラフ解析の性能を測定する「Graph500」で1位だった。

 最も有名なスパコンランキングである「TOP500」部門は連立1次方程式を解く計算(LINPACK)での性能を測る。富岳は前期(2022年5月)と同じく米国の「Frontier(フロンティア)」に次ぐ2位だった。

 深層学習などで用いる演算処理に関する性能ベンチマーク「HPL-AI」は3位と前期よりも1つ順位を下げた。富士通は今回の結果について、富岳が引き続き世界最高の総合的な性能を持つことを示したと理化学研究所との連名で表明した。

 ランキングは同日、米テキサス州ダラス及びオンラインで開催中のHPC(ハイ・パフォーマンス・コンピューティング)に関する国際会議「SC22」で発表された。