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省エネルギー性能が高いリラクタンスモーター(出所:東京メトロ)
省エネルギー性能が高いリラクタンスモーター(出所:東京メトロ)
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 東京地下鉄(東京メトロ)と三菱電機は、鉄道用リラクタンスモーター・システムの長期評価試験を実施した。営業運用において、誘導モーターシステム比で約18%の省エネルギー化が可能なことを確認できた。さらに評価試験を継続し、新造車両や大規模リニューアル工事車両への導入を図る。

ニュースリリース

 評価対象のシステムは、リラクタンストルクのみで駆動する同期リラクタンスモーター「SynRM」4台と、それを制御するインバーター1台から成る。両社は、日比谷線13000系車両1編成(7両)のうち2両に同システムを搭載。2021年12月27日~2022年2月12日に1万1157kmを走行させて積算電力量を測定し、原単位(電車を単位距離動かすのに必要な電力量)を算出した。

 リラクタンスモーターは、ローターの発熱損失が小さく、効率や質量特性に優れるのが特徴。従来は高出力化が困難とされていたが、両社は出力250kWのモーターを開発し、2021年の実証試験で鉄道車両に適用できることを確認している。

2021年6月24日付のニュースリリース