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 スタートアップ関連のデータベースの運営と支援を手掛けるフォースタートアップスは2022年11月18日、日本国内のスタートアップの資金調達額ランキングを発表した。対象期間は2022年1月から10月まで。首位は再生可能エネルギー発電の開発などを行う自然電力で744億4000万円だった。

日本国内スタートアップの2022年の資金調達金額ランキング
日本国内スタートアップの2022年の資金調達金額ランキング
(出所:フォースタートアップス)
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 自然電力は今回初めてランクインした。2位は法人向けカードを提供するUPSIDER(アップサイダー)で621億3000万円、3位は医療関係者間のコミュニケーションアプリ「Join」などを手掛けるアルムで247億5000万円だった。

 自然電力は、2022年10月にカナダの年金基金大手、ケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)から資金を調達。CDPQは自然電力の転換社債を引き受ける形で200億円を出資した。その他、CDPQが500億円を出資することを想定した共同投資の枠組みに合意しており、これらを合計し、700億円の資金を調達した。

 ランキングの詳細はフォースタートアップスが運営するデータベース「STARTUP DB(スタートアップデータベース)」で公開している。