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 女性の健康課題をテクノロジーで解決する「フェムテック」の業界コミュニティーとして活動してきたFemtech Community Japanが2022年11月28日にイベントを開催し、2022年7月に一般社団法人化したと発表した。まずは2022年12月から2023年3月までの期間でトライアルとして会員になる企業やスタートアップを募集し、フェムテック向けの製品やサービスの開発を後押しする。

Femtech Community Japanが注力する領域。これらの領域の製品やサービスの開発を支援する
Femtech Community Japanが注力する領域。これらの領域の製品やサービスの開発を支援する
(出所:Femtech Community Japan)
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 これまでFemtech Community Japanは、ボランティアでセミナーや交流会を企画し、活動してきた。一般社団法人になったことで企業から会費を集められるようになり、その資金を基にフェムテック分野を手掛ける企業の支援を本格的に始める。例えば会員企業向けに、海外や国内におけるフェムテックの市場や開発動向などをまとめたリポートを配布したり、企業同士の共同開発のマッチングを促したりして、事業の立ち上げに関する相談会などを実施する。

 Femtech Community Japanを主催するメンバーは、もともと海外のフェムテックコミュニティーとのつながりがあるなど、海外とのネットワークに強みがある。「海外の情報をいち早くキャッチアップして会員企業に伝えられるほか、国内企業の取り組みを海外にもアピールしていきたい」(Femtech Community Japanの皆川朋子代表理事)とする。

 日本では女性向けの製品やサービスを幅広くフェムテックと呼ぶことが多いが、欧米ではIoT(インターネット・オブ・シングズ)を活用して女性のデータを取得するなど先端技術を活用したテック色の強いフェムテックを目指す企業が台頭している。「Femtech Community Japanの活動を通じて、日本でテック色の強い製品やサービス開発を応援していきたい」と皆川代表理事は話している。