PR

 富士通Japanは2022年12月7日、手術室の稼働率向上を支援するツール「Fujitsu リソース最適化エンジン Assignment Master」の提供を同日に始めたと発表した。300床以上の大中規模病院向け。病院経営の改善に役立つとして、2026年3月末までに70の医療機関への導入を目指す。富士通によると、手術室は病院の収入源の約60%を占めるという。

 Assignment Masterは、手術室や手術機器、医師や看護師の予定といった手術に必要な様々なリソースを最適化エンジンで調整し、自動でスケジュールを作成する。手術スケジュールの割り当て業務に適用することで、割り当てにかかる作業時間を95%削減できるとする。また、スタッフの経験値に依存しない割り当て業務の標準化ができるというメリットもある。

 手術スケジュールの割り当てには、各曜日ごとに手術室の使用が優先される診療科、使用する手術機器の個数、手術室に固定されている特定機器の設置の有無といった複雑な制約条件が存在する。うまく調整できないと、並行して実施できるはずの手術が別の時間帯に割り当てられ、手術室の空きが発生してしまうといった問題が起こる。Assignment Masterを使えば手術室を効率的に稼働させられるため、手術実施件数の増加が見込めるという。