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 三菱UFJ銀行は2022年12月7日、勘定系システムのモダナイゼーション(近代化)などに約750億円を投じる方針を明らかにした。グループとして次世代システム基盤の開発を指す「全行アーキテクチャ戦略」に10年間で約1400億円を投資する計画で、そのうちの5割超を勘定系システムのモダナイゼーションなどに振り向ける形になる。

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 三菱UFJ銀行が同日に開いた全行アーキテクチャ戦略に関する説明会で明らかにした。同行は2031年度までに勘定系システムのモダナイゼーションを段階的に進める計画だ。勘定元帳データベースはメインフレームに引き続き残す一方、オープン基盤上に「預為フロント」を構築するなどし、開発生産性を3割向上させる。勘定元帳のデータをミラーリングする「準リアルデータベース」も整備し、取引データを活用しやすくする。

 法人融資や個人ローンを中心に、融資システムも再構築する。複数のシステムで重複する顧客管理機能をまとめることで、効果的な営業活動につなげる。外国為替については、パッケージソフトを導入し、決済が完結するまでの時間を短縮したり、取引状況を即時に連携したりできるようにする。