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 ウェザーニューズは2022年12月13日、スマートフォンアプリの「ウェザーニュース」に、路面凍結や吹雪による視界不良など雪道の運転リスクを予測する機能を追加したと発表した。積雪予測データに雪解けや再凍結などの影響を加味し、路面の状態を1キロメートル四方で予測する。アプリの一機能である「ドライブリスク予報」をアップデートする形で実装し、誰でも無料で使うことができる。

新たに追加した雪道の路面予測(左)と視界予測(右)機能のイメージ
新たに追加した雪道の路面予測(左)と視界予測(右)機能のイメージ
(出所:ウェザーニューズ)
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 ドライブリスク予報は出発地と目的地、出発時刻を設定すると、目的地までのルート上の天気による運転リスクを確認できる機能だ。「路面」「視界」「強風」という項目について、大雨などの影響を評価してきた。このたびのアップデートにより積雪や凍結の運転リスクも把握できるようにした。

 路面については積雪予測データだけでなく、雨や気温上昇による雪解け、さらに気温低下による再凍結などの影響を考慮して評価。運転ルートに沿って積雪と凍結のリスクを1キロ四方で表示する。また、吹雪などによる視界不良の危険度も1キロ四方につき4段階で評価する。データは1時間ごとに更新され、最新の予報を表示する仕組みだ。

 ドライブリスク予報では2日先までの出発時刻を指定できる。同社は、前もって雪道の運転リスクを把握することで、冬用タイヤへの交換やチェーンを用意するといった対応に役立つとしている。