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 東芝データやサッポロホールディングスなど7社は2023年1月17日、食生活の改善や食品ロスの削減を支援するスマートフォンアプリのサービスに関する実証実験を始めると発表した。サービスが消費者にどの程度受け入れられ、効果を出せるのかを検証する。

アプリを使った食生活改善や食品ロス削減の支援の流れ
アプリを使った食生活改善や食品ロス削減の支援の流れ
(出所:東芝データ)
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 参加するのは、東芝データ、東芝テック、サッポロホールディングス、GIG、日本総合研究所、フラー、ユニバースの7社。実証実験では、東芝データなどが提供する電子レシートサービス「スマートレシート」の機能を使い、スーパーマーケット「ユニバース」での購買履歴をサッポロホールディングスが開発したアプリ「うちれぴ」に連動させる。また、参加するモニターが苦手な食材の情報や食生活データなどを登録。それらを基に、アプリが食生活の改善を提案したり、店舗で過剰在庫が発生した食材の購入を提案したりする。

 アプリに食生活データを登録するといった条件を達成すると、ユニバースの店舗での買い物で利用できるポイントに交換できる。事前に募集したモニター100人とその家族を対象に2023年1月17日から2月17日まで実証実験を実施する。青森県や岩手県、秋田県にあるユニバース全57店舗が参加する。