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ムシニーは物流施設・工場向けロボットを多数手掛ける(写真:ムシニー)
ムシニーは物流施設・工場向けロボットを多数手掛ける(写真:ムシニー)
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 東芝インフラシステムズ(川崎市)は、物流施設・工場向けロボットを手掛ける中国・蘇州牧星智能科技(ムシニー)と資本業務提携を結び、同社に出資する。物流ソリューション事業のバリューチェーン強化が狙い。出資額は非公表。

ニュースリリース

 ムシニーは、物流施設・工場向けの搬送ロボットや区分ロボットを手掛ける。設立は2016年で、従業員数は約200人。海外売上比率は50%以上だという。東芝インフラシステムズは、ムシニーの製品をラインアップに加えるとともに販売網を拡大する。さらに、高付加価値製品の開発にも取り組む。

 東芝グループは、画像認識技術とロボティクス技術を応用してピッキングロボットや荷下ろしロボットを開発するほか、人と機械の作業を統合的に管理するWES(倉庫運用管理システム)を製品化している。東芝インフラシステムズはムシニーとの提携により、物流ソリューション市場における2030年度の売上高で250億円を目指す。