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 三井住友フィナンシャルグループ(FG)と三井住友カード、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)、CCCMK ホールディングス(HD)の4社は2023年1月27日、資本・業務提携契約を締結したと発表した。ポイント事業の統合に向けた準備を進め、日本最大級の決済・ポイント経済圏の創出を目指す。

 現状、三井住友FG傘下の三井住友カードが「Vポイント」を、CCC傘下のCCCMKHDが「Tポイント」をそれぞれ運営する。4社は2022年10月3日に資本・業務提携の基本合意を発表。双方のポイントのたまりやすさや使いやすさを高めるべく、両ポイントを統合した新たなポイントサービスを視野に入れているとしていた。

 今回の発表では、資本・業務提携は「独占禁止法その他法令上必要なクリアランス・許認可等の取得が完了」することが前提としている。提携の内容や新ポイントの概要などについてはクリアランスや許認可の取得完了後、速やかに公表するという。

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