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 NTTコミュニケーションズ(NTTコム)と横河ソリューションサービスは2023年1月30日、プラント運転員の操作を学習したAI(人工知能)でプラントを自動運転する「オートパイロット」を2023年2月から提供すると発表した。化学プラントの運転をAIで支援する既存サービス「AIプラント運転支援ソリューション」の新機能として提供する。既に6社の先行導入が進んでおり、2023年度に数十社の導入を目指す。

 両社はプラントの各種センサーから得た温度や圧力などのデータと、運転員の操作履歴を基にAIに模倣学習で運転員の操作を学ばせ、自動運転につなげる。製造過程で規定の量や温度が変更された場合などは、運転員の手動操作に切り替える。

 NTTコムが新機能の開発や運用などを担当し、横河ソリューションサービスが企画や販売を担う。新機能の年間利用料は500万円から700万円程度を想定する。