日本郵船は2023年1月30日、AI（人工知能）ベンチャーのギリアに出資し、資本業務提携契約を締結したと発表した。出資額は非公表。
両社は自律運航船や避航操船の技術開発といったR＆D（研究開発）領域で協業する。具体的には、デジタルエンジニアリングやデジタルツインなど次世代の開発手法や設計に関わる技術領域を強化し、自律運航船や新エネルギーを活用した次世代の船舶に関わる運航上の技術革新にも取り組む。
加えて、日本郵船の営業部門やバックオフィス部門などの業務プロセスにギリアのAIを導入し、DX（デジタルトランスフォーメーション）も推進する。両社は共同開発したサービスのマーケティングや販売でも協力し、人材交流も進める。
