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 ロボット向け近接覚センサーを開発するThinker(大阪市)は、2023年2月6日から数量限定で導入評価用デバイスの提供を開始した()。2023年夏に発売予定の「近接覚センサーTK-01」と同じ寸法で、センサー基板とAI基板で構成するのも同じ。「ロボットハンドに搭載して新たな可能性を体験できる」(Thinker)としている。

図 近接覚センサーの導入評価用デバイス
図 近接覚センサーの導入評価用デバイス
センサー基板の上部に赤外線の発光・受光部がある。(写真:Thinker)
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 近接覚センサーは至近距離にある物体までの距離と、物体表面の角度を検知するセンサーで、透明物体や鏡面を伴う物体を対象にできる特徴を持つ。検知距離は1.5~20.0mmの範囲で分解能0.1mm、検知できる角度は±20°で分解能は0.5°。サンプリングレートは約5ミリ秒。センサー基板の大きさは長さ55×幅15×厚さ約2.5mm、AI基板は同じく55×60×約14mm。電源電圧は5Vで、RS-422により通信する。