大阪ガスの100%子会社であるDaigasエナジーは、龍谷大学との包括連携協定を締結した。龍谷大学では、2023年度中に、消費電力の再生可能エネルギーへの100%切り替えを目指している。今回の協定を基に、エネルギー利用など広範な分野において協働することで、この目標を達成するとともに、地域活性化に向けた活動も進める。
ニュースリリース龍谷大学は、利益を地域活動などに還元する地域貢献型メガソーラー発電事業「龍谷ソーラーパーク」に参画しており、設備拡大に向けて、Daigasエナジーの太陽光発電システム「D-Solar」導入を検討する。再生可能エネルギー電気特定卸供給の仕組みを活用して、龍谷大学メインキャンパスに再生可能エネルギー100%の電気を供給する計画も進める。なお、龍谷大学の一部キャンパスでは、既に大阪ガスが供給する再生可能エネルギー100%の電気「D-Green」が使われている。
両者はこのほか、脱炭素化・SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて環境省が提唱する「地域循環共生圏」構想についても検討する。環境教育や学生向けキャリア教育、グリーン人材育成、共同研究について連携を進める。