ルネサス エレクトロニクスは、インドTata Consultancy Services（タタ・コンサルタンシー・サービス、TCS）と協業してインド2都市に開発拠点（イノベーションセンタ、と呼ぶ）を開設したと、2023年3月3日に発表した ニュースリリース 。開設した都市は、ベンガルールとハイデラバード。どちらもハイテク企業が多い都市である。
2つの開発拠点では、IoT（Internet of Things）やインフラ、産業、自動車など幅広いアプリケーションで半導体ソリューションの構築を狙う。具体的には、RF/デジタル/ミックストシグナル（アナログ－デジタル混載）の半導体設計とソフトウエア開発を行う。開発拠点では、TCSのIoTに関する知見と製造業/情報通信業/自動車産業に関する専門知識、およびルネサスの半導体の設計開発技術と組み込みソフトウエア開発サポート力を融合して協業する。
ベンガルールの拠点で開催された開所式には、インド政府の電子情報技術担当大臣（Minister of State for Electronics and Information Technology）であるRajeev Chandrasekhar氏や、TCSのChief Operating Officer & Executive DirectorのN. Ganapathy Subramaniam氏、ルネサスの執行役員常務兼IoTインフラ事業本部長であるSailesh Chittipeddi氏らが出席した（図1、図2）
図1 左2人目から、TCSのN. Ganapathy Subramaniam氏、インド政府電子情報技術担当大臣のRajeev Chandrasekhar氏、ルネサスのSailesh Chittipeddi氏
（画像：ルネサス エレクトロニクス）
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図2 手前左からTCSのN. Ganapathy Subramaniam氏とルネサスのSailesh Chittipeddi氏
（画像：ルネサス エレクトロニクス）
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