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 日本電産トーソク(神奈川県座間市)は、従来の装置に比べて省スペース化できる飲料製造ライン向け外観検査装置「実瓶外観検査装置」を発売した(図1)。複数の機能をまとめており、工程ごとに検査機器を設置するのに比べてラインのスペースを減らせる。

図1 「実瓶外観検査装置」の外観(左)とカメラによる撮像のイメージ(右)
図1 「実瓶外観検査装置」の外観(左)とカメラによる撮像のイメージ(右)
(出所:日本電産トーソク)
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* 日本電産トーソクのニュースリリース(PDF)

 新たな装置には「異品種混入」「巻き締め」「ラベル」「液面高さ」「液中異物」の5つの検査機能を持たせた(図2)。一般に飲料の製造ラインでは、工程ごとに検査機器を設置するが、新製品なら1台に集約できる。

 検査用カメラにはユーザーの要望に合ったレンズの取り付けが可能で、天面と側面を1台のカメラで検査する、といった使い方にも対応する。従来の検査装置で天面と側面を同時に検査する場合は、4台のカメラが必要だった。

図2 検査画面の例
図2 検査画面の例
(出所:日本電産トーソク)
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