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 ホンダは2023年3月14日、米国オハイオ州の既存工場を改修し電気自動車(EV)生産のハブ拠点にするため、米国内の生産体制を変更すると発表した。ホンダはオハイオ州のメリーズビル4輪車工場(MAP)、イーストリバティ4輪車工場(ELP)、アンナ・エンジン工場(AEP)に合計7億ドルを投資し、北米におけるEVハブとして改修する。これらの工場ではEV生産のノウハウを今後数年間で開発し、北米各地の4輪車生産網で共有する。

「Accord」の生産はインディアナ4輪車工場に移管
「Accord」の生産はインディアナ4輪車工場に移管
(写真:ホンダ)
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 メリーズビル工場(MAP)では、早ければ2024年1月からEVの生産を始める。エンジン車とハイブリッド車を生産している2つの生産ラインを1つに統合し、EV生産に必要なインフラ設備の導入を始める。2023年後半から従業員にはEV生産に必要なスキル研修を始める予定。