パーソルプロセス&テクノロジー(パーソルP&T)は2023年3月17日、旭化成における会議でDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するため、AI(人工知能)などを組み込んだソリューションを開発して、技術トライアルを支援したと発表した。

 開発したソリューションでは、会議の参加者ごとの発話量などをリアルタイムで計測したり、複数の参加者の声が重なる状況を検知したりしたうえで、専用のダッシュボードで可視化できるようにした。会議の進行役であるファシリテーターなどがこのダッシュボードを見ることで、「発話量が少ない参加者に意見を求める」「複数の参加者の声が重ならないように参加者の発言タイミングを調整する」といった動きにつなげることができたという。

 発話量の割合などを可視化したダッシュボードの画面例
発話量の割合などを可視化したダッシュボードの画面例
(画像:パーソルプロセス&テクノロジー)
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 技術トライアルではこの他、AIを使って、画像や動画を含めた過去の会議資料データにタグ付けをすることで、キーワード検索ができるようにした。会議の参加者ごとの発話量などを可視化したダッシュボードやキーワード検索機能は、Microsoft Teamsに実装することで、参加者が会議中、必要な情報をすぐに閲覧できるようにした。

 この他、会議日程の自動調整や、会議の概要などを参加者に自動配布する仕組みなども開発しトライアルで試した。現在も会議向けDXソリューションの開発を進めていて、2023年4月以降、旭化成の社内ユーザーの協力を得て業務で試行する予定だ。その後、全社展開を目指すという。