米ノースロップ・グラマン(Northrop Grumman)は2023年3月17日(現地時間)、Cバンドに対応する通信衛星2基の打ち上げに成功したと発表した。ルクセンブルクの通信会社SES向けとなる。FCC(Federal Communications Commission、米連邦通信委員会)が掲げるプログラムである、Cバンドを使った米国全土への5Gサービス展開とテレビやラジオ、重要データ伝送サービスの継続提供を可能にする。
関連ニュースリリース: Final Series of Northrop Grumman-Built C-Band Satellites Successfully Launch今回打ち上げられた衛星は、SES-18とSES-19の2基となる。Northrop GrummanのGEOStarプラットフォームをベースにしており、ミッションクリティカルな衛星通信とデータ接続用に世界中で使用されているCバンドの継続運用を実現する。
Northrop GrummanがGEOStarを活用してSES向けに製造した8番目と9番目の通信衛星になる。Northrop Grummanでは、SES以外にも世界中の事業者に向けて各種の通信衛星を製造している。