PR

 富士通は2023年5月25日、同社やグループ会社で2021年から断続的に生じているシステムトラブル再発防止策の一環として、新設するCQO(最高品質責任者)に塚原智子氏を任命する人事を発表した。2023年6月1日付で就任する予定だ。

 同社は再発防止策として体制強化、情報セキュリティー対策強化、システム品質の改善・向上の3つの観点を挙げていた。体制強化としてCQOを新設し、システム品質の管理手法などに関する施策を推進する。

 塚原氏は金融システム事業本部第一金融システム事業部長や、品質保証本部長代理などを歴任。現在はSVP グローバル品質マネジメント本部長を務める。富士通によると「システムの品質管理への知見を持ち、CQO就任によって品質管理体制をさらに強化する」狙いがあるとのことだ。