全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)は2023年10月10日、銀行間送金を担う「全国銀行データ通信システム(全銀システム)」に不具合が発生したと発表した。同日午前8時30分ごろから11の金融機関で他行宛ての振り込みができなくなっているという。計画停止を除き、全銀システムで顧客に影響が出るシステム障害が発生するのは、1973年の稼働以降、50年間で初めて。
全銀ネットによると、不具合の原因は全銀ネットと各金融機関をつなぐ中継コンピューター(RC)のシステムトラブルだという。システムの更改作業を実施したが、2023年10月10日午前にトラブルが発生した模様。「現在原因を調査中であり、復旧の見通しは立っていない」(企画部)と説明する。
他行宛ての振り込みができなくなっているのは、三菱UFJ銀行やりそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、山口銀行、北九州銀行、三菱UFJ信託銀行、日本カストディ銀行、JPモルガン・チェース銀行、もみじ銀行、商工組合中央金庫の11金融機関。全銀ネットによれば「確認された金融機関以外では不具合は発生していない」(企画部)という。
















































