全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)は2023年10月11日、10日から発生している「全国銀行データ通信システム(全銀システム)」の障害について記者説明会を開いた。今回のシステム障害で影響を受けた送金件数は11日時点の概算値ながら、仕向けと被仕向けを合わせて2日間で506万件に達した。そのうち未処理のものは87万件を占める。
12日朝の復旧に向けて、全銀ネットは不具合が発生した中継コンピューター(RC)に新たなパッチを適用する方針だ。不具合の原因になったとされるプログラムは、内国為替制度運営費(旧銀行間手数料)の設定などをチェックするもの。今回、「銀行間手数料を参照しない」(全銀ネット)形の簡素化したパッチを開発し、RCに適用するという。
RCを更改した14の金融機関のうち、不具合が生じなかった金融機関が3つあった。全銀ネットはこの理由について「(不具合が発生しなかった3金融機関は)RCで銀行間手数料を計算するのではなく、自行システムで手数料を計算する仕組みだった」と説明する。
















































