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視認性や表現力の高いサイネージ向けのディスプレイ

 2019年11月末、本社ビルのほぼ全フロアのエレベーターホールの両脇に、デジタルサイネージを設置した。エレベーターホールを設置場所に選んだのは、社員から「エレベーターの待ち時間が長い」という指摘を受けていたからだという。多くの社員が否応なく足を止めるため、情報の発信側としては伝えたい情報を確実に届けることができる。社員の無駄な待ち時間を有効利用できるようにするという逆転の発想だ。

エレベーターホールに設置されたデジタルサイネージ
エレベーターホールに設置されたデジタルサイネージ
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 デジタルサイネージ用のディスプレイは、iiyamaのデジタルサイネージ向け49型ワイド液晶ディスプレイ「ProLite LH4982SB」だ。「デジタルサイネージ向け」と謳うだけあって、明るい環境でも優れた視認性を誇り、広視野角による見やすい画像表示と高コントラストによるメリハリのある画像表示を実現している。

iiyamaの49型デジタルサイネージ向けワイド液晶ディスプレイ「ProLite LH4982SB」
iiyamaの49型デジタルサイネージ向けワイド液晶ディスプレイ「ProLite LH4982SB」
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 「サイネージは社員の目に留まらなければならないので、表示の美しさが何よりも重要になります。『ProLite LH4982SB』は、輝度が700 cd/㎡、コントラストが1300:1とディスプレイの基本性能が非常に高く、どのような環境でも色飛びしない美しい表示ができます。コストパフォーマンスの面でも他社製品に勝っていました。導入後には、社内から『とてもきれいで、情報が見やすい』との評価をもらっています」と吉見氏は語る。

 大塚商会はコンテンツの運用・管理の機材として、自社で扱うサイバーステーション製の「たよれーる デジサイン クラウドシステム」を採用した。iiyama製ディスプレイはたよれーる デジサイン クラウドシステムと円滑に連携できる点も採用のポイントだった。

サイネージとAIを活用して、社員食堂の混雑具合をリアルタイムに可視化

 大塚商会はデジタルサイネージの社内導入を機に、「サイネージの新しい利用法を積極的に試し、オフィスで活用するための知見/ノウハウやスキルを蓄積しています」と吉見氏は明かす。単に掲示板に掲出していた情報をディスプレイに映すのではなく、デジタルサイネージでなければ実現できない効果的な情報の伝達・共有の手法を追求しているのだ。

 その一例が、本社ビル11階にある社員食堂「大塚倶楽部」の混雑具合の可視化である。天井に設置した複数台のカメラで撮影した映像をAIで分析。各フロアのエレベーターホールにあるデジタルサイネージのディスプレイに混雑具合を「◯」「△」「✕」の3段階で表示するようにした。食堂内の映像をディスプレイにそのまま映すこともできるが、混雑具合を記号で示した方がより直感的に混雑状況が分かる。

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大塚商会の社員食堂「大塚倶楽部」(上)と混雑具合を表示するデジタルサイネージのコンテンツ
大塚商会の社員食堂「大塚倶楽部」(上)と混雑具合を表示するデジタルサイネージのコンテンツ
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 「AIやBIツールで分析した高度な情報を分かりやすく、確実に伝える方法を追求していきます。こうした手法を応用すれば、例えば部署ごとの残業状況を可視化して、圧迫感を感じることなく自然に残業を減らせる環境作りもできると考えています」(吉見氏)という。こうした先進的なソリューションに社員が日常的に触れ、その効果を実体験していれば、顧客に営業する際にも説得力が増すだろう。

 また、サイネージには会社から社員に伝えたい情報だけでなく、社員が見たいと思うコンテンツも流している。大塚商会が1社提供するテレビ番組「風景の足跡」(テレビ東京)の紹介や共同通信社の最新ニュースがその例だ。

 サイネージは飽きられたり、無視されたりしたら存在意義を失ってしまう。情報を伝えたい相手に目を留めてもらう力を維持しなければ機能しない。このため大塚商会では連絡したい情報だけでなく、柔らかい情報も流している。こうした番組編成上の工夫も、同社のノウハウとして蓄積されていく。

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大塚商会のデジタルサイネージに表示されるコンテンツ例
大塚商会のデジタルサイネージに表示されるコンテンツ例
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