子どもの利用を考えた堅牢性と工夫

 教育現場での使用に適した2in1タブレットとして、マウスコンピューターが提供しているのが「MousePro P116シリーズ」だ。タブレットの状態から、11.6型の液晶ディスプレイを360度回転させると、キーボードを使うノートPCとしても利用できる。

落下衝撃に強く、防塵にも優れた「MousePro P116シリーズ」
落下衝撃に強く、防塵にも優れた「MousePro P116シリーズ」
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 マウスコンピューターが実施したJIS規格準拠の落下試験で約75cmからの落下に耐え、机の上からの落下にも耐えられる。「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)」ことを意味するIP5Xの防塵基準に準拠しており、子どもが濡れた手で触っても安心して使える仕様だ。鉛筆などで傷つけられる恐れのある液晶ディスプレイ部分には、硬度7Hのガラスを採用。バッテリーの持続時間は約10.6時間なので、朝から夕方まで充電せずに使える。

 「GIGAスクール構想」に関連して国がまとめたWindows PCの「標準仕様書」では、タッチパネル対応を規定している。「MousePro P116シリーズ」は、10点マルチタッチに対応しているので、グループ学習の際に複数の子どもたちが画面をタッチして、画面上のコンテンツを動かすといった使い方にも適している。また、標準装備のスタイラスペンは1024段階の筆圧感知に対応しており、文字の「とめ」「はね」などの表現も十分にできる。

「MousePro P116シリーズ」を活用した柏市立手賀東小学校の授業風景
「MousePro P116シリーズ」を活用した柏市立手賀東小学校の授業風景
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 さらに金子氏は「導入していただいたお客様からは、標準装備しているハンドルが『小さな子どもが持ち運ぶ際に便利』との声をいただいています。2in1タブレットはノートPC形状の場合、イン側にしかカメラがない製品も多いのですが、MousePro P116シリーズはカメラが180度回転してイン・アウト双方の利用に対応しています。この点も非常に好評です」と説明する。

教育現場の課題を解決する様々な機能

 ほとんどのタブレット製品の場合、USBメモリーなどの外部メディアへのアクセス端子がなかったり、あっても特殊な形状だ。そのため、データの受け渡しは無線LANやBluetoothに頼らざるを得なかった。その点、「MousePro P116シリーズ」はUSB3.0 Type-A×1、Type-C×1、マルチカードリーダーなどを装備しているので、ほかのデバイスとのデータの受け渡しは万全だ。

「USB端子の有無は教育現場にはとても重要だと認識しています。ロボットを操作するためのプログラミング教育でタブレット製品を導入していたある学校では、プログラムデータをBluetoothで送受信していたのですが、ペアリングのコンフリクトなど、様々な問題が発生していました。しかし物理的にUSBで接続してプログラムデータを送ると、そうした問題は発生しません。事実、USB端子の有無が決め手となって弊社の製品を導入していただいた事例もあります」

 ほかにも教育現場ならではの要件がある。教科書や筆記用具を始め、部活動の道具、弁当箱などと一緒にカバンに詰められるため、圧力に強いことも求められるのだ。長年にわたるタブレット製品の開発・販売などを通じて、教育現場で多くの要望に応えてきたマウスコンピューターの「MousePro P116シリーズ」は、従来のモデルと比べて、圧力による故障などの報告件数は非常に少ないという。