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初期費用を抑え、拡張しやすいローカル5Gを提供する

NECが提供するローカル5G関連サービスを教えてください。

 ローカル5Gを導入するには、所管当局への無線局免許の申請手続きや電波特性を考慮したネットワーク設計、運用保守に関する知見など、専門的な知識が必要です。NECは「コンサルティングサービス」「インテグレーションサービス」「マネージドサービス」というサービスを通じて、ローカル5Gに関する企画、導入から運用までをトータルにサポートしていきます(図1)。

図1 NECのローカル5G関連サービス
図1 NECのローカル5G関連サービス
ローカル5Gの企画、導入から運用までをトータルにサポートするサービスを整備した
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 その中でマネージドサービスは、ローカル5Gネットワークの構築に必要な機器から運用保守サービスまでを月額で提供するもの。初期投資を抑えながら、拡張しやすいローカル5Gを提供することで、多くの顧客がローカル5Gを活用しやすい環境を実現します。

 また、施設としては、NEC玉川事業場内にお客様との共創施設「ローカル5Gラボ」を開設しています。ここで、実際にローカル5Gを体感していただくとともに、顧客の機器と5Gネットワークを接続して検証作業を行っています。

 2月9日には日本初となる 拡張周波数帯の4.7GHz帯におけるスタンドアローン(SA)構成の無線局免許を取得しました(※)。この免許も活用し、ローカル5Gの活用ユースケースの具体化、お客様との共創の取組みを進めて行きます。

NECが取り組んでいるユースケースを教えてください。

 最初に紹介したスマートファクトリーの基盤、リモートでのスキルトレーニング、災害発生時のリモート作業、放送事業者の新しい放送網としての活用など、キャリアやSIパートナーなど、多くの企業とローカル5Gを軸にした共創を進めています。適用している産業分野も製造、建設、流通、交通、公共など、多岐にわたっています。その中から代表的なものを紹介します。

 例えば、建設分野では、工事現場の重機の遠隔操縦および自動運転に向けた取り組みを進めています。また、製造・流通分野では複数の無人搬送車(AGV)の同時自動制御による倉庫や工場のスマート化を目指しているプロジェクトもあります。このほか、鉄道分野では、高精細な映像を活用した遠隔監視など、様々なユースケースを検討しています。

それらのユースケースにおいてNECの強みはどのように生かされていますか。

 近年、NECが継続して力を入れてきたSDN(Software-Defined Networking)が5GによるDXの実現を強力に支えると確信しています。ローカル5GとSDNは非常に親和性が高く、連携によって提供できる価値をより大きなものにできます。

 例えば、先ほどの建設重機の自動運転を実現するには、工事現場、遠隔制御を行う担当者がいる本社や事業所、そして、5Gのコア機能を提供するデータセンターなど、複数の拠点をLANやRAN(Radio Access Network)、WANなどの多様なネットワークで接続し、エンドツーエンドで最適に制御しなければなりません。

 この制御が得意なのがSDNです。加えてAIなどのNECの技術を駆使して、ローカル5Gの活用で求められるコストの最適化、運用の効率化、そしてセキュリティの向上を実現していきます(図2)。

図2 SDNなどを駆使してローカル5Gを高度化
図2 SDNなどを駆使してローカル5Gを高度化
SDNやAIなど、NECの強みを活かしたローカル5Gの高度化に期待が高まる
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ローカル5GとSDN、そしてAIやセキュリティなど多様な技術をトータルに提供して、ローカル5Gの最適な活用を支援する。まさにNECならではの強みですね。

 一昨年「NEC Smart Connectivity」というブランドを立ち上げました。様々な場所にあるデバイスやサービス、データを賢くつないで新しい価値を創出するため、このブランドのもとに様々なネットワーク技術やソリューション、そしてノウハウを集約し、サービスとして体系化しています。既に体系に組み込んだSDNに加え、ローカル5G関連サービスも体系化しました。SDNをはじめ、ローカル5Gに必要な様々な技術やサービスをエンドツーエンドで提供できる企業は、世界でもそう多くはないと自負しています。

今後の展望、意気込みをお聞かせください。

 NECが日本で初めてローカル5G構築・運用の商用サービスを開始させる──。強い思いを念頭にローカル5Gのダントツのリーダーとなるため、あらゆる方面からアプローチしていきます。1月29日にアラクサラネットワークスとシスコシステムズ、そしてNECとの3社で日本の重要インフラに向けにセキュアサプライチェーン対策で戦略的協業に取り組むことを発表しました。ここで、まず手がけるシスコのルーターは5Gインフラにも採用されている製品です。アラクサラ、シスコとのスキームの中で蓄積する安心・安全を実現する知見やノウハウは、いずれ必ずローカル5Gにも役立つと確信しています。ぜひご期待ください。

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