ビジネスユーザー向けブランド「MousePro」のノートに「NB2」シリーズが加わった。リモートワークでの利用にも向いたスタイリッシュなスタンダード・ノートPCだ。
マウスコンピューターのビジネスユーザーに向けた「MousePro」ノートPCは、CPUやメモリー容量などは必要十分な基本仕様を備え、ビジネスでノートPCを活用する上でより快適に使えるような機能を備えている。ビジネス向けノートPCというと、無骨なデザインを想像するかもしれないが、MouseProのノートPCは持ち運びやすさやすっきりとしたデザインにも気を配っている。
ビジネス向け標準ノート「MousePro NB2」シリーズ
2022年2月24日に発売した「MousePro NB2」シリーズは14型フルHD液晶ディスプレーを搭載した本体に、インテルの第11世代のCore i3/i5/i7を搭載し、バッテリー容量を増やすことで約10時間の動作時間を確保したビジネス用途のスタンダード・ノートPCだ。
HDMIや映像出力にも対応したUSB Type-C、microSD、有線LANなどのインターフェースに加えて、オプションで最新の無線LAN規格Wi-Fi 6に対応するなど、ビジネスで使う機能は十二分に備えている。
重量は約1.35kg。価格はCPUにCore i3、メモリー8GB、ストレージ256GBを搭載した「MousePro NB210F」が9万8780円(税込み、送料別)と10万円を切る。
マーケティング本部製品部プロダクトマネージャーの田村繁甲氏は「昨今の新型コロナウイルスの感染症対策による在宅勤務で、自宅に持ち帰ってリモートワークに使ったり、オフィスなどの拠点間の移動を伴ったりするような用途に使えるバランスの良いビジネス向けノートPCとして開発したのがMousePro NB2シリーズだ」と説明する。
前モデルの「MousePro NB200」は機動性では同等だったが、搭載したCPUはCeleron 4205Uだった。ビデオ会議ソフト「Zoom」や「Teams」などを使ってリモートワークを行うには性能不足の面があった。
そのためMousePro NB210はスタンダードなノートPCの位置付けながら、CPUなど性能面には妥協しなかった。
セキュリティーについてはタッチパッド上に指紋認証の機能を持たせている。ビジネス向けノートPCでは顔認証機能を搭載する製品も増えてきているが、新型コロナウイルスの感染症対策でオフィス内ではマスクをしていることも多いため、指紋認証の方が便利と感じることも多い。
低価格でありながらビジネス用途に十分使える性能やセキュリティー機能を備えるのが、法人ユーザー向けノートPCとしてのMousePro NB210の魅力だ。