保育園や幼稚園などでも業務のICT化が進み始めた。それを支えているのが、保育・教育施設向け業務支援システム「コドモン」と、マウスコンピューターのPCだ。

 保育・教育施設向け業務支援システム「コドモン」のサービスが始まったのは2015年。コドモンの足立賢信セールスチームジェネラルマネージャーは、システムを開発した経緯を次のように振り返る。

 「ある認可外保育施設から、毎月の請求業務がとにかく煩雑なので、大幅に省力化できるシステムを開発してほしいと依頼されたのが発端でした。開発したシステムが大変好評だったので、多くの保育・教育施設が同様のニーズを抱えていると考え、そのお客様の許可を得て、汎用システムとして再開発しました。その際、あえてWebのサービスにしたのは、保育園や幼稚園などではICT化がほとんど進んでおらず、PCに不慣れな先生方が多いと気づいたからです」

コドモン セールスチームジェネラルマネージャー 足立賢信氏
コドモン セールスチームジェネラルマネージャー 足立賢信氏
[画像のクリックで拡大表示]

 Webのサービスにしたことで、ユーザーはソフトをインストールする必要がなく、Webブラウザを開いてサービスに接続するだけで利用できる。子どもに関する国の政策は、ときとして大きく改変される。ユーザー側がソフトウエアを管理している場合は、法改正に合わせてシステムを手直ししたり、更新料を払ってソフトを最新の状態にしたりしないといけない。しかしWebのサービスであれば、提供者がソフトを常時アップデートしているので、ユーザーは常に最新のシステムを利用できる。

 「『コドモン』はWebの使い勝手の良さに加え、連絡帳・出欠管理・シフト作成・写真販売など20以上のサービスを月単位で自由に契約できます。こうした点が評価され、2021年4月時点で、全国119の自治体と約8000の保育・教育施設で利用されており、施設職員約14万人、児童約55万人、保護者約65万人がユーザー登録されています」(足立氏)