■ビジネス使用に貢献する浦和レッズオフィシャルパソコンを開発

 2019年5月、浦和レッズは、創業の地が埼玉県春日部市であるマウスコンピューターとプレミアムパートナー契約を結んだ。

 マウスコンピューターは浦和レッズのオフィシャルPCサプライヤーとして、スタッフ向けのモバイルPCを開発することにした。

 浦和レッズでは当初、マウスコンピューターの市販のノートPCを導入すれば、スペックからみて十分だと考えていた。

 しかし、マウスコンピューターからチームカラーの赤を使ったデザイン性の高いPCを作ろうという提案があり、「浦和レッズオフィシャルパソコン」を開発することにした。

 もちろん、業務効率向上という目的達成のために、ビジネス使用に貢献するスペックを兼ね備えたモデルを目指した。

 一般的にコラボレーションモデルはエントリー向けの構成が多いが、浦和レッズオフィシャルパソコンはCPUに高性能なAMDのRyzen 5を搭載。メモリは8GBを標準搭載し、ストレージにはSSDを採用している。

 また、長時間駆動バッテリーを内蔵しているため、ビジネスにもプライベートにも十分対応できる仕様とした。

 「レッズカラーのPCなんて、夢にも思っていませんでした。作るからには、ファン・サポーターの皆さんにも気に入っていただけるようなPCにしたいという思いが強まりました」(PC導入担当者)

 浦和レッズオフィシャルパソコンはキーボードの「R」「E」「D」「S」のキーが赤色になっている。これはREDSのキーが隣り合っていることにマウスコンピューターが気付いたことから実現したアイデアだ。

 「PCを開くたびに、『REDS のキーが隣り合っていることによく気付いたな』と感心しますし、なんといっても気分が上がります。キーボードは表面が少しくぼんでいて指先にフィットし、打鍵音が軽快で、タイピングしやすいです」(祖母井氏)

赤く塗られたREDSキー。浦和レッズとマウスコンピューターのロゴが配された壁紙がプリインストールされているほか、ダウンロードして使える壁紙も用意している。
赤く塗られたREDSキー。浦和レッズとマウスコンピューターのロゴが配された壁紙がプリインストールされているほか、ダウンロードして使える壁紙も用意している。
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 天板のデザインは、レッズカラーの赤にし、「URAWA REDS」のロゴを配置した。ロゴはシルバーで立体的に浮き出るように工夫されている。

 「天板は軽量かつ剛性が高いマグネシウム合金です。色の出方の調整のために、5回試作していただきました。

 金属の色出しは難しいだろうと想像していたのですが、見事にレッズの赤になりました。シルバーのロゴもおしゃれで高級感があります」(PC導入担当者)

赤いボディにシルバーのロゴが輝く浦和レッズオフィシャルパソコン「mouse X4-B-URDS」。高性能CPU搭載で、長時間駆動バッテリーを内蔵したX4シリーズをベースにしているため、デザイン性ばかりでなく、ビジネスでの活用に貢献する性能を兼ね備えている
赤いボディにシルバーのロゴが輝く浦和レッズオフィシャルパソコン「mouse X4-B-URDS」。高性能CPU搭載で、長時間駆動バッテリーを内蔵したX4シリーズをベースにしているため、デザイン性ばかりでなく、ビジネスでの活用に貢献する性能を兼ね備えている
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 浦和レッズオフィシャルパソコンは2019年11月に完成。機種はモバイルPCとして持ち運びに適した14型モデル「mouse X4-B-URDS」と15.6型モデル「mouse X5-B-URDS」の2モデルだ。

 14型モデルは「ナローベゼルデザイン」により、13.3型画面のモバイルPCとほぼ同じ底面積を実現している。厚さ17.5mmとスリムで、重さも約1.13kgと持ち運びやすく、バッテリー動作時間は約9.4時間だ。

 15.6型モデルも厚さ17.9mm、重さ約1.4kgとスリムで軽量、バッテリー動作時間が約15.4時間であるため、バッテリー残量を気にすることなく、どこでも使える。

 「実際に使ってみると、画面が大きく感じられます。SSDなので起動が速く、業務効率が格段に上がりました。社外の方とのWeb会議では、クラウドのBIツールの立ち上がりが速くて、先方が驚いていたほどです」(祖母井氏)