安心の国内生産と自社運営のサポート体制

 今回、新たに進化した機能を見ていこう。まずキーボードはマグネットによる着脱式になった。学習内容に応じてタブレット型・ノート型の使い分けを実現している。小林氏は「低学年ではタブレット本体だけで学習し、高学年ではキーボードを装着してプログラミング学習を行うなど、生徒たちの学年に応じて柔軟に使える点が特長です」と話す。キーボードなしでは約980gと1㎏を切る軽量で、低学年でも持ち運びしやすい。

 また、本体と一体型のスタンドは生徒が見やすい角度に調節できるとともに、180度回転させると持ち歩き時のハンドルとしても使用できる。

 さらに、キーボードを装着した際も重量約1.28kgと持ち運びやすく、約12時間バッテリー駆動により、電源の取れない野外でも長時間にわたって学習できるようにした。本体背面には電源のオン/オフやバッテリーの状況がわかる「電源LED」とWi-Fiの接続状況がわかる「Wi-Fi LED」を搭載したことで、教員側から生徒たちの使用状況も一目で把握できる。側面のインターフェース部にはUSB2.0(micro-B)×1、USB3.0(Type-C)×1、microSDカードリーダーなどを装備する。端子を使用しないときには、ほこりや水滴から保護できる一体型のカバーを備えるため、屋外の学習でも安心だ。まさに学習環境に適した機能が満載されている。

キーボードはマグネットによる着脱式(左上)。スタンドは自由に角度を設定でき、持ち運び用のハンドルとしても使用可能(右上)。本体背面のLEDでは電源とWi-Fiの接続状況が確認できる(左下)。保護カバー付きインターフェースで防じん・防滴の安心の構造(右下)
キーボードはマグネットによる着脱式(左上)。スタンドは自由に角度を設定でき、持ち運び用のハンドルとしても使用可能(右上)。本体背面のLEDでは電源とWi-Fiの接続状況が確認できる(左下)。保護カバー付きインターフェースで防じん・防滴の安心の構造(右下)
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 現場で授業を進める教員にとっては、不具合や故障に対するサポート体制も気になるところだ。マウスコンピューターでは、さまざまなトラブルに対して、電話対応はもちろんのこと、LINEやチャット、メールと幅広い窓口を設けている。

 「電話サポートでは沖縄市と米子市に24時間365日のコールセンターを設けて、パソコンの不具合や故障などの問い合わせに対応しています。すべて自社内で対応しており、サポートの質には自信があります」と小林氏。ホームページには電話窓口の待ち時間目安など混雑状況も随時表示されている。

 「MouseProブランドは標準で1年間のピックアップ(訪問引き取り)修理に対応し、72時間以内の修理完了を目指すなど、迅速に対応しています。さらに文教向けの有償プランとして、3年間または5年間のオンサイト(出張修理)でのサービスを提供するなど、長期保証も充実しています」と小林氏は説明する。

 また、長期にわたって使用する際、現場の教師や職員の多くが心配するのはバッテリーの劣化だ。その不安を解消するため、バッテリーの有償交換サービスも実施している。加えて、「長野県飯山市の工場で製品を組み立てるなど、メイド・イン・ジャパンであることも特長です。工場の近くに開発部門もあるので、開発側と生産側がお客様からのフィードバックを共有し、迅速に対応することができます」と小林氏は語る。

GIGAスクール構想と、「MousePro P101」シリーズの仕様
GIGAスクール構想と、「MousePro P101」シリーズの仕様
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