丈夫で軽く長時間駆動のスタイリッシュPC

 「m-Book X400」シリーズはCPUとしてインテルCore i5-8265U(1.6GHz)もしくはインテルCore i7-8565U(1.8GHz)を搭載。メモリーは8G~16GB、128G~256GBのSSD、14型のフルHD液晶を備える。バッテリー駆動時間は14.5時間を実現しながら、320.2×214.5mmとほぼA4判サイズのフットプリントに、厚さ17.5mmで重さ1.13㎏と軽く、スタイリッシュなデザインとなっている。

 薄さと軽さを実現するために、本体素材を従来の14型モデルで使用していたアルミ素材からマグネシウム合金に変更。その結果、軽さと丈夫さを兼ね備え、薄さも実現できた。マグネシウム合金の方がより剛性が強く、軽量化できることは以前からわかっていたが、コストと量産性の関係で見送っていたという。このタイミングで採用したのは、ビジネスシーンで持ち運ぶことがより求められるようになったからだ。

マグネシウム合金を採用し、スタイリッシュなデザインながら耐久性も兼ね備えている
マグネシウム合金を採用し、スタイリッシュなデザインながら耐久性も兼ね備えている
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 液晶には長時間使用しても目の負担が軽く、映り込みが少ない14型のノングレア液晶を採用。14型というモバイルPCとしては大画面の液晶を採用しつつ、本体サイズは小さくまとめられた理由について、小林氏は次のように説明する。

 「ディスプレイの縁を狭くするナローベゼル(狭額縁)を採用したことがポイントです。13.3型液晶を採用した『m-Book J』シリーズや『MousePro NB3』シリーズよりも大きな14型液晶を搭載していますが、接地面積はむしろ小さくすることができました」

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「m-Book X400」シリーズ(上)と『MousePro NB3』シリーズの筐体比較。液晶サイズは大きいにも関わらず、設置面積では「m-Book X400」シリーズの方が小さい
「m-Book X400」シリーズ(上)と『MousePro NB3』シリーズの筐体比較。液晶サイズは大きいにも関わらず、設置面積では「m-Book X400」シリーズの方が小さい
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バッテリー容量2割増で持続時間は4割超増

 モバイルノートPCの重要な指標の一つがバッテリー駆動時間。「m-Book X400」シリーズは、同社の従来製品に比べて、バッテリー駆動時間が4割以上増えたと小林氏は語る。

「バッテリー容量を2割アップしたことに加え、本体側の消費電力を抑える工夫にも取り組みました。その結果、従来モデルでは10時間前後だった持続時間が14.5時間に伸びました。持ち運びがしやすいように電源アダプタも小型化しました」

持ち運びがしやすいように電源アダプタも小型化している
持ち運びがしやすいように電源アダプタも小型化している

 キーボードにも、十分な配慮がなされている。キーキャップのサイズを大きめに確保しながらキーピッチは18mmと、デスクトップPCのキーボード並みのサイズが確保したので、余裕のあるタイピングが可能だ。

 ビジネスでプレゼンテーションなどを行う場には周囲が暗いシーンも多いが、そうした場合でも作業しやすいように、キーの下にLEDバックライトを用意した。暗所での作業時にもキーボードの文字を見失うことがない。

利便性を高める細かな工夫がなされる「m-Book X400」シリーズのキーボード
利便性を高める細かな工夫がなされる「m-Book X400」シリーズのキーボード

 ポインティングデバイスのタッチパッドにも、使い勝手を高める細かな工夫がなされていると小林氏は述べる。

 「タッチパッドには、使いやすいように大き目なものを採用していますが、パッドの面積が大きいと、キー入力中に誤って触ってしまうこともあります。そこで、パッドをダブルタップするだけで、簡単にパッドを無効にする機能を搭載しました。今、使えるか使えないかはパッド左上にあるLEDですぐに分かります」