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 家電量販店の店頭では「ネットブック」といった小型で低価格のモデルをはじめ、様々なパソコンが販売されている。隣に並ぶのは多種多彩なマウスだ。

 低価格パソコンの販売好調と歩調を合わせるように、マウスに注目が集まっている。特にネットブックの場合、キーボードが小さく、スクロールボタンが操作しづらい。そこで改めてマウスを購入する人が増えているのだ。

 ヒットの理由はそれだけではない。目新しい機能を備えた製品の登場も後押ししている。「パソコンを喫茶店などいろいろな場所で使用する人が増えた。マウスに求める機能も変わってきた」とマイクロソフト・コンシューマ製品部プロダクトマネージャの北川美由紀氏は言う。

マイクロソフト エクスプローラー マウス
マイクロソフトが販売する「マイクロソフト エクスプローラー マウス」。手になじむ作りとなるように配慮した

 そんな使用場面を想定して、同社が昨年10月に発売したのが「マイクロソフト エクスプローラー マウス」(9450円)だ。従来はうまく操作できなかったじゅうたんや木製のテーブル、光沢のある石材で作られたキッチンカウンターの上で使用できる。ベッドの上で操作したり、キッチンにパソコンを置いてレシピをチェックしたりする場合に便利だ。

青色LEDで動きをとらえる

 このマウスには同社で初の機能を搭載した。これまでマウスは主に3つの方法で、パソコンに信号を送っていた。その1つが底面にボールがあり、その回転で動きを読み取る方法。その後、主流となったのが赤外線を用いて移動方向と距離を計算する方式だ。最近では、レーザー光線を使用するタイプも増えてきた。

 今回の商品は青色LED(発光ダイオード)を使用。青色LEDの断面は従来のレーザー光と比べ、4倍の面積を持つ。凹凸のある場所でも手の動きをとらえられる。「計画を上回る売り上げ。今後は青色LEDを使用した商品が主流になるはず」と北川氏は意気込む。

MXレボリューション
ロジクールが販売した「MXレボリューション」。高速スクロールできるホイールが売り物だ

 使用場面を広げたい時だけでなく、作業効率を上げたい場合もマウス購入のきっかけの1つになっている。中でもパソコン周辺機器販売を手がけるロジクールが発売した「MXレボリューション」(実売価格は約1万2800円)が人気だ。この商品は一度に長い文書を高速でスクロールできる。

1万行を7秒で閲覧できる

 1人1日8mはスクロールしていると言われ、閲覧速度にこだわる利用者は多い。このマウスは中央部のホイールを1度回せば、7秒間回転し続け、エクセル文書の1万行分を閲覧できる。従来のマウスであれば、同じ量の文書を見るためにはホイールを約1000回、回さなければならず、約7分かかる。マウスの内部に高速スクロールの秘密がある。中にはモーターが入っており、ホイールを速く回すと、ギアが切り替えられ高速閲覧に対応する。

 パソコンの付属品という位置づけだったマウス。しかし多様な使用場面に対応し、消費者のニーズを追求することで市場を開拓している。利用シーンに合わせた機能を搭載した新商品を投入すれば、さらに「マウスは購入するもの」という認識が広がる可能性は十分にある。