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 「エコカー減税」や200万円前後のハイブリッドカーが相次いで登場したことを受けて、急速に身近な存在となったエコカー。新規購入や買い替えを検討している人も多いだろう。

 ブーム到来とともに「購入する前に試乗したい」「乗り心地や燃費をチェックしたい」との声も高まっている。そのニーズに応え、好評を博しているのがニッポンレンタカーサービスのエコカー専用プラン「エコクラス」だ。

 2008年3月にプランを新設して以来、「一度乗ってみたかった」「エコカーを指定できてうれしい」と人気は上々。加えて、2009年3月末以降は高速道路料金が上限1000円になる「ETC(自動料金収受システム)割引」(土日祝日のみ・都市部を除く)によりクルマで出かける人が急増中。「特に都市部のレンタカー利用者数は2ケタ近い伸びを見せている。こんなにお客さんがどこにいたのかというぐらい増えた」と、ニッポンレンタカーサービス広報室の佐藤裕二氏はホクホク顔だ。

エコレンタカー
ニッポンレンタカーサービスでは、ハイブリッド車専用のレンタルサービスで新たな需要を開拓する

 これを市場規模拡大のチャンスと捉え、ニッポンレンタカーサービスは2009年8月末段階で2008年1月時の10倍に当たる1500台のハイブリッドカーを全国に配備した。

 料金は、「インサイト」をレンタルした場合、通常期の一般・標準コース利用で24時間9975円(「プリウス」「シビックハイブリッド」の場合は1万 500円)。通常期のレンタカープランでは、「フィット」や「ヴィッツ」が一般・標準コース利用で24時間7875円、「カローラ」などの1500ccクラスのクルマが9450円なので、一見割高のように思える。だが、低燃費ゆえ、走行距離によっては従来のクルマをレンタルするよりガソリン代が安くつく。 ETC割引を使って遠出したい人にとっては、ガソリン代を含めたトータル費用が安上がりになる可能性が高い点も、幅広く支持される理由の1つだ。

 ニーズは一般ドライバーのみにとどまらない。エコクラスは平日の法人需要の開拓にもつながっている。

CSRの一環で利用する企業も

 最近は、CSR(企業の社会的責任)の一環として「出張先や営業回りの際に使うレンタカーはハイブリッド車に限る」とする企業が増えつつある。企業のイメージ向上が望めると同時に、長距離を走る営業マンなどは総経費が安く済むというメリットも期待できる。

 一方で、「経費削減で社用車を廃止した代わりに、レンタカーを利用する企業も増えている」(佐藤氏)という。リーマンショック以後、レンタカー市場の需要は一時期大幅に低迷したが、これらの影響により、「2009年度のレンタカーの総需要は4%程度の落ち込みで済みそうだ」(佐藤氏)。

 ニッポンレンタカーサービスのエコプランの人気を受けて、オリックス自動車の「オリックスレンタカー」でも2009年11月からプランを打ち出している。通常料金はインサイト、プリウス(1500cc)、シビックハイブリッドを24時間レンタルした場合で9975円、プリウス(1800cc)の場合で 1万1550円。ニッポンレンタカーサービスより若干お得な料金設定となっている。

 20~30代のクルマ離れが指摘される中、「経済的・合理的にクルマを利用したい」というニーズは今後さらに高まりそうだ。レンタカー会社にとっても、エコカー減税や補助金制度はクルマを購入する際のコストが安く済む。ニッポンレンタカーサービスでは、今後エコクラスの割合を保有台数の10%まで引き上げる方針だ。

 安く手に入るうえ、市場のニーズも高いとなれば、エコレンタカーの快走は当分続きそうだ。