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「先生は、教員採用試験は簡単に受からないぞっていうし。臨時教員でもやる覚悟は出来ているかって言われると不安で。教員ダメなら公務員になろうかな、って思うけど、これも試験だし。だとしたら、民間企業の情報も知っておかなくちゃと思って」

それで、今日は民間企業就職講座に来た、というわけですか。先生も学生への喝を入れる目的でお話したのでしょう。昔は通用したこの叱咤激励の鞭も、リアルな情報で生活している現代を生きる学生には、恐怖にしか映らなかったようです。

教員‐公務員‐民間の難易度

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右は、就職塾向日葵が塾生指導の中で感じ取った教員、公務員、民間で重視される能力バランスを図化したものです。

教員、公務員、民間企業の採用試験で、① 学び から⑧ 資格 までのどの項目が、どのくらいのバランスで評価されるのか、という感覚的なイメージを図化してみました。

教員採用試験や、公務員採用試験では一次の筆記試験、つまり① 学び の割合が高くなります。書類だけで落とされる書類選考はありませんが、筆記試験に通らないと、次の面接にも進めません。さらに、教員、公務員は、公の奉仕する仕事であるため⑥無報酬活動(ボランティア)が学びについで重視されます。民間企業も、筆記試験はありますが、教員や公務員に比べるとウェイトは大きくありません。むしろ、⑧ 資格、免許、表彰、② 部活動の経験と実績、③ 学内行事の役割などが、書類選考、面接試験で詳しく聞かれます。

ただし、勘違いしてほしくないのは、教員も公務員も民間企業も全部で100の難易度があるということです。能力バランスが異なるだけで、採用試験の難しさはどこも変わりません。もっと言うと、「教員、公務員は勉強しなきゃだから、民間がいいかな」という楽な方へ、楽な方へと階段をおりる感覚では失敗します。

大変じゃない仕事はないってことは・・・

教員は大変って言うけど、公務員も毎年のように仕事が変わって大変だぞ、民間企業もこの御時勢、楽な会社はどこにもないだろうね。

教員になるためには採用試験の勉強、公務員になるためには公務員試験の勉強、民間企業に入るためにはSPI対策も必要。

どの就職活動も楽ではないし、入社後の生活も楽に金を稼げる仕事なんてどこにもないよ。

「確かにそうですよね」

ただ・・・今のHさんに有利になるところが、ある、といえば、ある。

それは・・・教員の道です。