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企画が得意なんです

「エントリーシートが通らないんです」と言うMさんは私立大学に通う文系学生です。受験する企業のエントリーシートにはいかに「企画」が得意で、いかにやりたいか、と言う熱い想いが書き綴られているのですが、残念ながら、裏づけとなる証明がありません。聞くと、

「そうですね、友達の誕生日パーティとか、サプライズを企画するのが好きで。私、企画が得意なんです」

と、迷いのない答えがスパッと返ってきました。世界を股にかけた事業企画をしたいなら、英語も必要になるけど、海外に行った経験や、TOEICを受けたことはある?という質問が言い終わらないうちに

「あ、私、英語、苦手なんで、ダメなんです」

と答えをかぶせてきました。「それが何か?」といわんばかりです。

企画で活かしたいマネジメントの学びって?

大学でマネジメントを専攻しているHさんは、面接でこんな質問をされ、困ってしまったそうです。

専攻しているマネジメントを活かして当社の企画がやりたい、とのことですが、あなたが学んでいるマネジメントとはどんな学びですか?

「いや、卒業研究はまだ決まっていなくて、マネジメントって言っても、ある先生はマネジメントに全然関係ないような西洋の歴史みたいな話をしたり、ある先生はデザインみたいな話をしたり、で、その、マネジメントをちゃんと教わっていないような気がするんです。」

と、しどろもどろになってしまったHさんは、大学のカリキュラムに関する愚痴をポロリと口にしてしまいました。「だからこそ御社で学び、成長したい」と続けて言ったものの、結果は不合格でした。「マネジメントなんてひと言でいえないですよ」とHさんは開きなおっています。

「企画」の種類

Mさんも、Hさんも、今の話を聞く限り、本当の「企画」を知らずに、「企画」という響きに酔っているだけだと感じてしまいます。なぜなら、「教えてくれない」といっている人に企画は出来ないからです。「これが好き、これは嫌い・・・やりたい、やりたくない・・」という企画マンもいないからです。

「私、企画がやりたいんです」という学生に、毎年、毎年、毎年、出会います。ある調査によると、就職サイトに登録する学生の8割が選ぶ職種は「企画」だそうです。学生のほとんどがやりたい、という「企画」でも、企画の種類まではなかなか理解していません。企画、とひと言で言っても、いろんな企画があります。

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