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図1◎新型「アテンザ」とマツダの井巻久一社長
図1◎新型「アテンザ」とマツダの井巻久一社長 (画像のクリックで拡大)

 マツダは中型セダン「アテンザ」を全面改良し、1月29日から発売すると発表した。ボディタイプは従来どおり「セダン」、「スポーツ(5ドアハッチバック)」、「スポーツワゴン」の3種類で、エンジンの排気量は、従来と同じ2.0Lと、新開発の2.5L(従来は2.3L)。開発コンセプトは「最高の高速ロングツアラー」で、クラストップレベルの空力性能(セダン、スポーツはCd=0.27)を実現し、高速走行時の安定性を向上させると共に、乗り心地や静粛性などの快適性を高めた(こちらで発表会の様子を動画でご覧いただけます)。

 デザインテーマは「Bold & Exquisite(大胆で精妙)」で、例えばフロントバンパーからフェンダーにかけてのなめらかな面を、フロントフード開口線の鋭いエッジ部分で断ち切るなど、相反する要素を融合させたのが特徴という。また、ヘッドランプやテールランプも内部に複雑な面を作り込み、日本の工芸品に見られる精緻さを表現した。

 新開発の2.5Lエンジンは、ボア、ストロークを拡大しながらもブロックの大きさは従来の2.3L並みに抑えた。全回転域でトルクを向上させ、リニアな加速とドライバーの意図に対する的確なレスポンスを実現しているという。また、排出ガスのクリーン化や使用燃料のレギュラーガソリン化(従来は全2.3Lエンジン車がプレミアムガソリン指定)など、環境性能や経済性にも配慮した。
 
 安全装備では、時速60km/h以上での走行時に、後方から接近する車両をレーダで検知してドライバーに知らせる「リアビークルモニタリングシステム」を国内メーカーでは初めて設定した。また、インパネ上方の集中ディスプレイに表示される各機能をステアリング上のスイッチで操作する新開発のHMI(ヒューマン・マシン・インタフェース)である「CF-Net(シーエフネット)」を搭載した。運転中の視線移動を抑えながら、ステアリングから手を離さず空調やオーディオなどを安全に操作できる。

 このほか、ラック駆動式電動パワーステアリング(EPS)を全2輪駆動車に採用し、エンジンへの負荷を減らして燃費を向上させたほか、車体では高張力鋼板の使用を拡大して軽量化を図りながら曲げ剛性で最高約45%、ねじり剛性で最高約30%向上させている(いずれもスポーツ)。ただ、車体の大型化などで、車両質量そのものは従来型に対して40kgほど増加している。

 車両本体価格(消費税込)は「セダン」が207万~250万円、「スポーツ」が228万~267万円、「スポーツワゴン」が220万~267万円、月間計画販売台数は3ボディタイプを合わせて1500台。

図2◎セダンのフロントビュー
図2◎セダンのフロントビュー (画像のクリックで拡大)
図3◎セダンのリアビュー
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図4◎ワゴンのフロントビュー
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図5◎ワゴンのリアビュー
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図6◎ハッチバックのフロントビュー
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図7◎ハッチバックのリアビュー
図7◎ハッチバックのリアビュー (画像のクリックで拡大)
図8◎インパネ
図8◎インパネ (画像のクリックで拡大)