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図1◎ロイヤルのフロントビュー。
図1◎ロイヤルのフロントビュー。
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 トヨタ自動車は2008年2月18日、上級セダン「クラウン」を全面改良した。13代目となる新型クラウンは、安全面を中心に先進装備を取り入れたほか、環境性能を高めるためにハイブリッド車を設定したのが特徴(こちらで発表会の様子を動画でご覧いただけます)。

 先進装備として、ドライバーの目の開閉を検知して居眠り運転時に警告する安全機能を用意した。自動車事故件数として多い追突事故を予防する。

 このほか、カー・ナビゲーション・システムでドライバーが通過した路面の凹凸を学習して、次回走行時にサスペンションの制御に生かす「NAVI・AI-AVS」を採用した。また、ブレーキとステアリングを協調制御する統合制御システム「VDIM」は全車に標準装備した。

 FR(前部エンジン後輪駆動)方式のプラットフォームは、先代で導入したものを流用した。エンジンやサスペンションの形式も先代と同じだ。

 エンジンはV型6気筒で、ロイヤルが2.5L(4GR-FSE)と3.0L(3GR-FSE)。アスリートは2.5L(4GR-FSE)と3.5L(2GR-FSE)。
 
 変速機は、先代では5速AT(自動変速機)と6速ATを用意していたが、6速ATに一本化した。ハイブリッド車は、3.5L(2GR-FSE)にハイブリッド用無段変速機を組み合わせる。サスペンションは、フロントがダブルウイッシュボーン式で、リアがマルチリンク式。

 増え続けるECU(電子制御ユニット)やデータ通信容量を低減するために、新開発の電子プラットフォームを導入した。基本的なECUの配置と、各ECUを結ぶ車載LANを新設計した。

 ボディサイズは、先代と比べて全長で30mm、全幅は15mm伸ばした。全高とホイールベースは同じだ。今回のモデルは全長4870×全幅1795×全高1470mmで、ホイールベースが2850mm。

 ハイブリッドの基本的な機構は「レクサスGS450h」で導入した2段変速式リダクション機構付きのTHSIIだ。デフの減速比などを設定変更した。
 
 また、ハイブリッド車は、メータパネル全体を液晶画面とした。夜間に前方の様子を映し出す「ナイトビュー」の映像も液晶画面に表示する。

 発売は、ロイヤルとアスリートが2008年2月18日で、ハイブリッドは2008年5月6日。月間販売目標は5500台で、このうち800台はハイブリッドと見込む。生産は、トヨタ自動車の元町工場。価格は、ロイヤルが368万円から、アスリートが374万円から、ハイブリッドが595万円から。

【お詫び】記事初出時、全幅の数字が間違っていました。お詫びいたします。

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図2◎アスリートのフロントビュー。
図2◎アスリートのフロントビュー。
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図3◎ハイブリッドのフロントビュー。
図3◎ハイブリッドのフロントビュー。
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図4◎ロイヤルのリアビュー。
図4◎ロイヤルのリアビュー。
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図5◎ハイブリッドのリアビュー。
図5◎ハイブリッドのリアビュー。
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図6◎ロイヤルのインパネ。
図6◎ロイヤルのインパネ。
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図7◎ハイブリッドのインパネ。ハイブリッドのみ、メータ部は液晶パネルを用いた。
図7◎ハイブリッドのインパネ。ハイブリッドのみ、メータ部は液晶パネルを用いた。
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