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 スズキはコンパクトSUV「エスクード」を全面改良して、2005年5月16日に発売した。2005年のニューヨークオートショーで発表した「Concept-X2」の量産モデルで、同社では「スイフト」に続く世界戦略車と位置づける。価格は排気量2.0Lモデルで194万2500円から。6月13日発売の2.7Lモデルは252万円から。

図1◎新型「エスクード」と津田 紘社長。フロントフード、ブラックアウトしたピラーなどに初代エスクードの意匠を取り入れた。

 ボディ構造にはモノコックとラダーフレームの特徴を組み合わせた「ビルトインラダーフレーム」を採用した。乗用車的なオンロードの乗り心地と悪路走破性を両立できるという。最近ではホンダの「Ridgeline」や英Land Rover社「Discovery 3」でも同様の方式を取り入れている。

 センターデフにトルク感応型の「カム式LSD」を使うフルタイム四輪駆動を採用した。カム式LSDは構造がシンプルなことから、機構部をコンパクトに収められることが特徴。トルク感応型のため、回転数の差を検知するABSや横滑り防止装置とのマッチングにも優れるという。

 エンジンは排気量2.0Lの直列4気筒と、2.7LのV型6気筒の2種類。2.0Lは最高出力107kW(145PS)、最大トルクは193N・m。2.7Lはそれぞれ135kW(184PS)と250N・m。2.0Lは4速自動変速機、または5速手動変速機を組み合わせるが、2.7Lは5速自動変速機のみとなる。また、2.7Lモデルはスズキとしては初めて横滑り防止装置の「ESP」を搭載した。

 ボディサイズは全長4390×全幅1810×全高1695mmで、ホイールベースは2640mm。10・15モード燃費は2.0Lの手動変速機モデルで12.0km/L、2.7Lモデルでは10.2km/L。