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 私も先日、大田区の保証協会に行ってみました。すると、審査まで数日以上待たなければならない状況でした。窓口に行って整理券をもらい、翌週に審査を受けるといった状況です。

東京都大田区の保証協会にて。空白になっている番号の案件が審査待ちの状態。
東京都大田区の保証協会にて。空白になっている番号の案件が審査待ちの状態。 (画像のクリックで拡大)

 大阪の保証協会は6時間待ち、新潟の保証協会は待合室が足りなくなっていると聞いています。つまり、1000億円/日の保証は窓口審査の限界ということでしょう。そして、この問題が解消して審査が早くなれば、保証額はもっと増えるのです。

来年1月には6兆円を突破

 先週、私の国会質問への政府回答がありました。それは「現在の緊急保証枠では年を越せても、年度(来年3月)を越せない可能性がある」というものです。しかしこの認識は甘すぎます。私の計算では、あと40日ほどで緊急保証の6兆円は枯渇するのです。別に難しい推測ではありません。4兆2585億円の保証残高は1000億円/日の保証が何日続けばなくなるかという、ものすごく単純な計算です。

 今年の保証協会の窓口は12月30日まで開きます(国会での政府答弁より)。一部の協会では土日も窓口を開け始めています。そうすると1月下旬よりも早く枯渇するかもしれません。

麻生総理は中小企業緊急保証予算だけを切り分けて国会に出すべき

 麻生総理は来年1月5日に通常国会を開き、第二次補正予算を提出しようとしています。しかしながら、この二次補正予算には議論を呼ぶであろう「定額給付金」が含まれるはずです。こうした事情を考えれば、1月中に衆議院の審議を終え、参議院で審議を終える可能性は極めて低いでしょう。

 本当に麻生総理、そして政府が中小企業のことを本気で考えるならば、絶対に「緊急保証のための二次補正予算」だけは分離して審議するようにすべきです。そのことを国会で叫んでいきますが、是非とも中小企業関係者の方々からも、大きな声を上げていただきたいと思っています。

 そもそも二次緊急保証予算は、この臨時国会で通すべきでした。このようなきめ細かさが感じられないことが、総理の支持率を下げる一因になっていると思うのですが。