PR

 台湾AU Optronics Corp.の2008年11月の中小型液晶パネルの出荷数量は1485万枚で,対前月比(以下MOM) -34.6%だった。10月~11月の累計出荷数量は3754万枚だった。第4四半期見通し達成に必要な12月の出荷数量は840万枚(MOM -43%)である。台湾Chunghwa Picture Tubes, Ltd.(CPT)の2008年11月の中小型液晶パネル出荷数量は350万2000枚とMOM -32.2%だった。11月は9月,10月に続くMOM減少である。主力である中国White Box携帯電話機関連メーカーのパネル需要減退や,フォト・フレーム,PNDなどの不調が背景と見られる。台湾Giantplus Technology Co.,Ltd.の2008年11月売上高(連結)は,7億6000万台湾ドル(対前年同月比(以下YOY) -41.5%,MOM -30.1%)と MOM 30%の大幅減収だった。11月の減収は,中国のWhite Box携帯電話機向けの需要減に加え,玩具などコンシューマ製品向けの需要停滞,韓国LG Electronics Inc.など大手携帯電話機ブランドの在庫調整など,複合要因と見られる。同社は,CPTと比べて顧客数,アプリケーションが広範囲にわたっており,これまで比較的安定した売上高推移を続けてきた。その同社の売上高急減は,中小型パネル市場全体にとって,10月と同じくネガティブなインプリケーションとなる。台湾TPO Displays Corp.の2008年11月の売上高は18億3900万台湾ドル(YOY -46.0%,MOM -41.6%)とMOM減収だった。11月の推定出荷数量(旧Toppoly分のみ)はMOM 30%減だった。Philips Mobile Displayとの合併後,PhilipsのSTNパネルの主要顧客だった欧州携帯電話機ベンダ向けの供給は比較的安定的に推移してきたが,11月から急減している。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

日経クロステック登録会員になると…

新着が分かるメールマガジンが届く
キーワード登録、連載フォローが便利

さらに、有料会員に申し込むとすべての記事が読み放題に!
日経電子版セット今なら2カ月無料