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広がる非正規社員の解雇

 厚生労働省の調査(2008年12月19日)によると、昨年10月から今年3月までに解雇された/される非正規社員の数は全国で約8万5000人、1415件となっています。そのうち約7割が派遣社員です。8万5千人のうち、質問に回答したのは3万5208人。驚かされるのは、そのうち2157人が、なんと住居喪失者となっていることです。比率にすれば、6.1%が解雇されると同時に住居喪失者となってしまうのです。


出典:厚生労働省資料

派遣禁止の議論が始まった


年末に川崎市のホームレスのシェルターの入り口で

 私は党の雇用対策本部のメンバーとして昨年末にホームレスの方と会い、シェルターにも伺い、ネットカフェに泊まる方々にもお会いしました。その体験を経て、改めて「派遣社員が突然解雇され、寮もすぐに出なければならない」という状況の異常さを痛感したのです。そのような中、年明けには「年越し派遣村」のニュースが流れました。こうした一連の報道によって、国民の間には「派遣ということ自体が悪い」という雰囲気ができあがったのではないかと感じています。

派遣解雇問題の裏側

 一方で、数は少ないですが派遣業の方々ともお話をさせていただきました。そのレベルで理解できたのは、以下のようなことです。