PR
図1●太陽電池主要生産国の生産能力シェアの推移(2005年〜2008年実績,2009年〜2012年予測)。出所:フランスYole Developpement社,(2009年7月)。
図1●太陽電池主要生産国の生産能力シェアの推移(2005年〜2008年実績,2009年〜2012年予測)。出所:フランスYole Developpement社,(2009年7月)。
[画像のクリックで拡大表示]

 フランスの調査会社Yole Developpement社の2009年7月予測によると,2012年の世界の太陽電池の生産能力は発電力換算で42.78GWに達する見通しだ。最大生産国は,2006年にトップに立った中国が2012年まで続く見通し。ただし,そのシェアは年々下がり,2012年は23.7%になる(図1)。

 2009年4月の予測に比べると,Yole社は世界の太陽電池生産能力を2.37GW上方修正した。最も引き上げ幅が大きかった国・地域は1.03GW上方修正した台湾だった。これは2009年4月の予測に比べて29.3%増に当たる。半導体や液晶パネル産業が成熟する中,台湾メーカーは次の成長分野の一つとして太陽電池に注力する。

 世界の太陽電池需要は,スペインの急ブレーキで2009年前半に大きな落ち込みを見せたが,その後は回復しつつある。特に日本では,太陽電池の設置に補助金が復活したことで,太陽電池需要が急速に拡大している。また,世界の太陽電池需要が堅調に推移している背景には,太陽電池の価格下落がある。