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 11月の大型液晶パネルの価格は10月に引き続き下落で決着したものの,下落幅はわれわれの予測よりやや小幅となった(詳細レポートはこちら)。テレビ用パネルは主力の画面サイズで前月比4~8米ドル,モニター用は同3~5米ドル,ノート・パソコン用は同2~3米ドルの値下げとなったもようである(図1,図2)。

IT用液晶パネル価格
図1 IT用液晶パネル価格推移(12月以降は予測)
出展: ディスプレイサーチ,「月刊 大型LCD&PDP価格調査レポート」

32型テレビ用パネル価格
図2 32型テレビ用液晶パネル価格推移(12月以降は予測)
出展: ディスプレイサーチ,「月刊 大型LCD&PDP価格調査レポート」

 足元のテレビ・セット需要は世界的に旺盛であり(詳細レポートはこちら),テレビ用パネルも需要は堅調となっている。また,モニター用やノート・パソコン用などのIT機器用パネルの在庫調整が一段落したセット・メーカーは,2010年の需要拡大を見込み,パネル在庫積み増しに向けて購入の姿勢を強めている。これにより,パネルの需給は前回の予測より供給がタイトな方向に推移している。