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 2009年12月の大型液晶パネルの価格は,ノート・パソコン用パネルでは下落幅が1~2米ドルに縮小,テレビ用パネルでは横ばい,そしてモニター用パネルでは反転し2米ドル前後の値上げ,で決着した(図1,図2)(詳細レポートはこちら)。

IT用液晶パネル価格
図1 IT用液晶パネル価格推移(1月以降は予測)
出展: ディスプレイサーチ,「月刊 大型LCD&PDP価格調査レポート」

32型テレビ用パネル価格
図2 32型テレビ用液晶パネル価格推移(1月以降は予測)
出展: ディスプレイサーチ,「月刊 大型LCD&PDP価格調査レポート」

 年が明けても,総じてパネル・メーカーがやや強気で価格交渉に臨んでいる。

 足元のテレビ・セット需要は依然として旺盛である。これは中国向けのみならず,欧米など先進国地域でのテレビ・セット需要が予想以上に回復していることが背景にある(詳細レポートはこちら)。通常,第1四半期は需要が減少する閑散期ではあるが,上述のような背景から,テレビ・ブランド各社が2010年の販売計画を引き上げ,この第1四半期から実需以上のパネルを購入して,セットを前倒しで生産しようとする状況にある。このため,パネル需要が増加している。