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 3D(3次元)ディスプレイが圧倒的な注目を集めている。われわれの新刊「3Dディスプレイ技術&市場調査レポート」においても,3Dディスプレイ市場は2008年の70万台,9億200万米ドルから,2018年には1億9600万台,220億米ドルへと成長すると予測している(図1)。この通りに成長すると,年平均成長率(CAGR)は金額ベースで38%,数量ベースで75%となる(詳細情報はこちら)。

3Dディスプレイ市場
図1 3Dディスプレイ市場の長期予測
出典:ディスプレイサーチ 「3Dディスプレイ技術&市場調査レポート

 近年の3D映画の成功をきっかけに,2010年は大手テレビ・ブランド各社から3Dテレビが出荷され店頭に並ぶこととなり,まさに“3Dテレビ元年”となるだろう。眼鏡をかけて魅力的な3Dコンテンツをきれいに映し出す3Dテレビを見れば,誰が見ても3D映像の付加価値は明白である。激しい低価格競争に疲弊しつつあるテレビ関連業界にとって,付加価値が認められプレミアム価格を訴求しやすい,数少ない差異化商品としての期待は大きい。

 3Dディスプレイを用途別に見ると,間違いなく3Dテレビが出荷金額ベースで最大規模のアプリケーションとなる。われわれは,3Dテレビの出荷台数が2010年の約100万台から,2013年には約1500万台へ増加すると予測している。また,3D機能を備えた携帯電話機の出荷台数は2018年に7100万台となり,数量ベースで最大の3Dディスプレイ用途となる。3D対応モニター(2018年に1000万台),3Dノート・パソコン(同1770万台)も,3Dコンテンツの登場と共に増加すると予測している。