
エディターズ・ノート
目次
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スマート時代のITシステム、中小企業に期待
オフィス業務のほとんどを米Google社の「Google Apps」でこなしているというメーカーに話を聞く機会がありました。そのメーカーとは、インナーウエア/アンダーウエアの企画・開発・製造を手掛ける白鷺ニット工業です。正直にいえば、Google Appsがメーカーの業務に合うかどうかは企業によると…
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デンソーさん、そんな技術まで研究しているのですか
先日、東京都内でデンソーグループの人工知能(AI)関連技術に関する説明会が報道関係者向けに開催された。日経RoboticsとしてもAI関連は興味ある分野のため、お邪魔させていただいた。
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MT派だけれどATを選ばざるをえない人の悩み
「MT(手動変速機)とAT(自動変速機)、どっちに乗りたい?」と聞かれたら迷わずMTを選ぶ私ですが、一昨年に購入した現行スイフトは副変速機付きCVT(無段変速機)のモデルにしました。妻の運転免許証がAT限定だからです。妻が「そのうち(私がいない日中)でも子供と買い物に出かけたい」と言うのでCVTを選…
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「保険業界×デジタルヘルス」、始まる
日経デジタルヘルスは2016年の注力テーマの1つに「製薬業界×デジタルヘルス」を掲げています。これまでデジタルヘルスとの接点が強いとは言えなかった製薬企業各社がここにきて、雪崩を打ったようにこの分野に参入し始めました。ヘルスケアベンチャーなどの知見を取り込み、医薬品の提供という従来のビジネスの枠組…
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父は「自動運転」に期待しすぎていた
お盆休みに実家へ帰省して家族とドライブしているときのこと。クルマを運転する筆者に、助手席の父が質問してきました。「雅哉、好きなクルマを買えるとしたら、お前は何のクルマを選ぶんだ?」と。
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ARM買収額の240億ポンド、高い?安い?
1カ月前の2016年7月18日、ソフトバンクが英ARM Holdings社を約240億ポンド(約3兆2300億円)で買収するというニュースが世界中を駆け回った。この買収額を最初に聞いたときは、正直信じられない思いがした。約240億ポンドという金額は2015年12月期の貸借対照表に記載されたARM社の…
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よくある疑問「家に届く電気は混ざっているの?」に答えてみた
『日経エネルギーNEXT』2016年7月20日号には、コラム「消費者がつまづく素朴なギモン」の第3回として「家に届く電気は混ざっているの?」という疑問が取り上げられている。小売り電力の電力自由化が2016年4月に始まったことを受けて、せっかく再生可能エネルギーを主に使いたくて電力サービスの契約先を変…
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中古車の「ガリバー」が乗り換え放題サービスを始めるワケ
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“スマホAR”がARを身近にする
AR(Artificial Reality、拡張現実感)という言葉が、急に存在感を増やしています。日本国内で「ポケモンGO」の配信が始まったのが2016年7月22日の金曜日。ちょうどお休みを頂いていた筆者は、NHKが午前11時のニュースの冒頭で速報として配信開始を伝えるのを見ました。もっとも、元から…
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ようやくレベル5に
「近所の公園に子供と花火をしにいったのに、大人がたくさんいて諦めた」。取材先で「Pokémon GO」の話題になったときに訪問先の方から出た言葉だ。ポケノミクスなる言葉でPokémon GOの経済効果を期待する報道がある一方で、交通事故を起こした、立ち入り禁止場所に侵入したなど悪影響を報じた記事も多…
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競泳水着には試合レベルに応じた格付けがある
小学4年生のときに、夏休み練習の弁当食べたさに水泳部に入って以来、大学まで水泳部に所属していました。社会人になっても水泳部に入り、何らか”競泳”に関わる仕事をしたいと念じ続けてはや12年。途中、健康美容雑誌『日経ヘルス』編集も経たにも関わらずノータッチのままでしたが、今回、『日経ものづくり』8月号…
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テスラCEOのEV革命、新たなステージへ
EVの大型トラックを投入、事故にひるまず自動運転も強化
電気自動車(EV)の革命が次のステージに入る──。2016年7月20日、米EVベンチャーのTesla Motors社(以下、Tesla社)の最高経営責任者(CEO)であるElon Musk氏は新たな長期計画(マスタープラン パート2)を発表しました。
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日産の「プロパイロット」搭載車に乗って思ったこと
日産自動車が2016年7月13日に、自動運転技術「プロパイロット」の詳細を発表しました。自動車専用道路の単一車線における自動運転を実現するものです。第1弾として、2016年8月下旬に発売する新型ミニバン「セレナ」に搭載します。
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サッカーは、このディスプレーで見たい
この記事が公開される7月11日の朝5時(日本時間)は、サッカー欧州選手権(UEFA EURO 2016)の決勝戦の真っ最中の予定だ。ワールドカップ王者のドイツを準決勝で破った地元フランスと、クリスティアーノ・ロナウドを擁するポルトガルの熱戦が繰り広げられていることだろう。
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製造業から一歩外に踏み出すと…
以前、このコラムで、新しい安全の概念「Safety 2.0」を簡単に紹介しました。現在は、そのSafety 2.0を柱にした研究会事業や人材育成事業などの立ち上げに奔走しています。そんな中、最近感じ始めているのは、「製造業の安全は広く他分野に展開していけるのではないか…」ということです。
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コンシューマー事業の損得勘定
「BtoC」から「BtoB」へ。リーマンショックを経た2010年前後、電機メーカーの経営者がよく口にしていました。家電など低収益で変化の激しいコンシューマー事業よりも、高収益で安定的な企業向けに活路を見出そうとする言葉です。しかし、今も多くの電機メーカーがコンシューマー事業を続けています。コンシュー…
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バラバラになった新型プリウス
「さすが、クルマ1台分。こんなに部品があるんだ」--。2016年2月上旬、広島国際学院大学自動車短期大学部の実習場で開催された「分解部品展示見学」の会場に訪れたときの、偽らざる第一印象です。
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体験型インバウンドツアーで感じた中国市場との向き合い方
各種メディアで報じられているように、訪日外国人数が今年も大きく増加しています。日本政府観光局の統計データによれば、訪日外国人数は2016年1~5月の累計で約973万人。前年比で約29%も多い水準です。この勢いであれば6月には確実に累計1000万人を超え、通年でも前年比で大きく伸びて過去最高となるでし…
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シンギュラリティからシンギュラリティへ
2号連続で人工知能(AI)の記事を担当しました。日経エレクトロニクス6月号の特集「人工知能、超人間へのロードマップ」、7月号の解説「白熱する日本のAI研究、狙いは深層学習の凌駕」、同号の論文「ノーベル賞級の発見をするAI、人の限界を超えた科学研究へ」です。実はこれらは一つの記事にまとめるはずでした。…
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メルマガ200号、1万いいね!、そして新体制
日経デジタルヘルス 近況報告
本日(2016年6月20日)、日経デジタルヘルスが発行するメールマガジン「日経デジタルヘルスNEWS」が200号を迎えました。日経デジタルヘルスの前身である「デジタルヘルスOnline」がメールマガジン第1号を発行したのが2011年8月23日のこと。