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携帯電話機の販売店が数多く並ぶ
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地元のHTC社の端末がずらり
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SamsungやSony Ericssonの端末も人気があるという
SamsungやSony Ericssonの端末も人気があるという
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Sony Ericssonの「Xperia」シリーズは広告の多さが目立った
Sony Ericssonの「Xperia」シリーズは広告の多さが目立った
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もちろん、iPhoneも人気だ
もちろん、iPhoneも人気だ
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 近く弊誌で予定しているスマートフォン関連の特集に向けた取材のため、台湾・新竹市を訪れました。新竹市は、地元のハイテク企業が一堂に集う「新竹科學工業園區(Hsinchu Science Park)」があることで有名です。今回の取材でも、Science Park内に本社を構える半導体メーカーに足を運びました。

 出張中に私が滞在したホテルは、Science Parkから車で15分ほどの、新竹市の繁華街にありました。取材の空き時間に、繁華街にある携帯電話機販売店の何軒かに入ってみました。台湾におけるスマートフォン人気はいかほどのものか、そしてどの端末がよく売れているかを知りたかったからです。

 どの店でも、商品棚の一番目立つ場所に、米Apple社の「iPhone 4」や韓国Samsung Electronics社の「Galaxy S II」などの最新機種がずらりと並んでいました。従来型の携帯電話機(フィーチャーフォン)は、隅に追いやられています。日本との違いは、台湾HTC社の端末のラインアップが豊富なこと。スマートフォン市場で躍進中の地元の有力企業ですから、当然かもしれません。ホテルから歩いて5分ほどの距離に、こうしたスマートフォンの最新機種をそろえた店が10軒近くひしめいていました。さながら“スマホ街”です。

 台湾の売れ筋端末は…。ある販売店の店員に聞いたところ、HTC社の最新端末のほか「iPhone 4、Galaxy S II、Xperia Ray(日スウェーデン合弁Sony Ericsson Mobile Communications社製)」を挙げました。こうした最新端末の販売価格は4~5万円ほどで、日本と大差ありません。販売店のそばに出店していた餃子屋では水餃子が一つ10円、かき氷屋では大皿に盛られたかき氷が一杯180円でした。こうした物価の安さを考えると、スマートフォンは際立って高価な商品ですが、どの店でも「最近は多くの客が、フィーチャーフォンではなくスマートフォンを選ぶ」とのこと。スマートフォンは高くても生活必需品、という捉え方をされているようです。

 残念だったのは、日本メーカー製の端末が(Sony Ericsson製を除けば)ほとんど目に付かなかったこと。ご存じの通り、台湾は親日派が多く、日本ブランドが強さを発揮できるはずなのですが…。成田空港から自宅に向かう山手線の車内で、日本メーカー製端末の派手な広告を見ながら、複雑な気持ちになりました。台湾取材の成果は近く弊誌でご紹介しますので、ご一読いただければ幸いです。